先週末(7月22~23日)の住宅市場では台風の影響を受けて新築・中古ともに取引が減少した。24日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約100件で、前週末の約242件から約60%減となった。うち長和実業の「海之恋」が26件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は6件で、前週末の10件から4件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は7件で、前週末の8件から1件減少となった。21日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は159.15(前週比0.26%下落)で、3週連続で下落した。3週連続の下落は今年1月以降で初めて。指数は7月10~16日に正式契約された取引に基づくが、主に6月26日~7月2日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170718_2181/