7月19日から香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで書籍見本市「Hong Kong Book Fair2017」が開催されている。28回目を迎える今回は37カ国・地域から670の企業・団体が出展。一般書籍、国際文化、幼児向けのe-ブックスなど14のテーマ館を設置している。BtoCイベントということもあり初日から学生の姿も多く見られた。日本政府観光局主催のジャパンパビリオンでは大型のゆるたび体験館を出展。今年のブックフェアのテーマ である「旅行」にちなみ様々なイベントや展示一連の体験型イベントと展示を行っている。日本政府観光局による調査によると1~5月の香港人訪日延べ人数は約88万1600人で、短期間で25%増と絶好調だ。香港人が最も訪れる人気スポットとしては東京を抜いて大阪が1位となり、人口あたりの訪日旅行者数1位、訪日リピート回数1位、宿泊1晩あたりの消費力1位という3つの「世界一」を獲得するなど日本熱は衰えない。同局香港事務所所長の薬丸裕氏は「LCCなどの就航も手伝い、地方都市への個人旅行者が増えている。日本の地方の魅力をより知っていただくためにも今後も様々なイベントを仕掛けていきたい」と語った。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170717_2167/