区域法院(地裁)は7月17日、昨年の春節(旧正月)に発生した旺角暴動の参加者として起訴された第3陣の被告5人に判決を下した。18日付香港各紙によると、被告は楊子軒氏(18歳、運輸業)、羅浩彦氏(20歳、運輸業)、陳紹鈞氏(47歳、無職)、孫君和氏(27歳、旅行業)、連潤発氏(25歳、労働者)の5人。2016年2月9日に旺角・鼓油街の花園街との交差点付近で暴動に参加。うち楊、羅、連の3氏は暴動罪が成立したが、陳、孫の2氏はレンガを投げた証拠が不十分なため無罪となった。暴動罪で起訴されて無罪判決が下されるのは初めて。有罪となった3人は即時収監され、8月7日に量刑が下される。旺角暴動ではこれまでに91人が逮捕され、うち57人が暴動参加、暴動煽動、放火、違法集結、警官襲撃、逮捕拒否、公務執行妨害などで起訴された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17504