高速鉄道の車両公開、全車にWi―Fiあり

広州―香港間高速鉄道香港区間は2018年第3四半期の開通を予定しているが、その車両に関する詳細が明らかになった。7月10日付香港各紙によると、林鄭月娥・行政長官と運輸及房屋局の陳帆・局長、路政署の陳錦華・署長が、香港鉄路(MTRC)の梁国権・行政総裁の案内で9日に石崗車両基地を視察に訪れた。香港にはすでに3編成が運ばれてきており、林鄭長官はその第1号列車を見学。「車両は快適で、カラーも活力に満ちている」と感想を述べた。同日、メディアに初公開された車両は流線型で、車体はシルバーを基調に白、赤、オレンジの波柄が施され、走行する姿は飛竜に似ているという。列車は8両編成で、579席と車いす用スペースが2カ所ある。各座席の足元に電源が設置されているほか、全車でWi―Fiが利用できる。また列車の先頭と最後尾の車両は一等席で、座席は2列に分かれ、各座席は180度回転させることができる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17643

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