香港から中国本土に輸出された日清食品の即席めん「出前一丁」から基準値以上の大腸菌が検出されたとして、同製品が廃棄処分となった。7月7日付香港各紙によると、問題となったのは日清香港製の出前一丁「とんこつ黒ごま油味」と「とんこつ東京醤油味」の2製品。国家質量監督検験検疫総局が発表した5月分の輸入食品に関する報告書の中であきらかになったもので、同社では報道を受け該当製品の廃棄を指示、加えて内部検査を行い当局へ報告すると表明した。また、香港では同製品のロットが販売されていなかったとも強調、顧客に対して製品の安全性を訴えた。このほかにも日本から輸出された出前一丁5種も廃棄されたが、こちらは書類の不備と中国本土で未認可の成分が使われていたことによるものだという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170706_1792/