習近平・国家主席が6月29日に来港し、3日間の訪問を開始した。同日の香港電台(RTHK)ニュースによると、正午に香港国際空港に到着した習主席は、専用機を降りてから簡単なスピーチを行った。習主席は9年ぶりに再び香港を訪れた喜びを示し、「あと2日たてば香港返還20周年。国家にとっても香港にとっても大きなことで、祝うべきこと」と述べた。さらに今回の訪問の目的として(1)香港特区成立20周年の成果を祝福(2)過去20年、中央は香港の強力な後ろ盾となってきたが、今後もこれまで同様に香港の発展と民生改善を支える(3)中央は香港各界と過去20年を振り返り、経験を総括して未来を展望し、1国2制度の穏健永続を確保する――の3つを挙げた。同日は続いて西九龍文化娯楽区を視察し、特区政府主要高官と接見した後、夜は礼賓府での梁振英・行政長官による晩さん会に出席した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170629_1583/