電話詐欺、科技大生が相次いで被害【香港―社会】

近年は電話によるなりすまし詐欺が多発しているが、学生が500万ドルもの大金を騙し取られた事例があきらかになった。6月27日付香港各紙によると、被害に遭ったのは香港科技大学の修士課程で学ぶ中国本土出身の女子学生(24)。昨年12月に広東省の公安を騙る男からマネーロンダリングの疑いがあると電話を受けたのが発端で、「潔白を証明するため」という名目で保証金を要求されたため、深センの銀行口座の開設し11回にわたり計443万元(502万ドル相当)を入金してしまったそうだ。今年6月上旬になって先方からの連絡が途絶え、不審に思った女性は親族に相談。詐欺の被害に遭ったことが分かり、香港警察に通報したという。香港ではこのところ科技大生が相次いで同様の詐欺被害に遭っており、半年内で今回が5件目。昨年12月には本土出身の女子学生(18)が80万人民元をだまし取られた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17619

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