林鄭月娥・次期行政長官は6月22日、行政会議メンバー(閣僚に相当)のリストを発表した。23日付香港各紙によると、基本法によると行政会議メンバーは行政長官が委任することとなっており、7月1日からの新たな行政会議は主要官僚16人と非官僚メンバー16人で構成。林鄭氏の選挙対策本部長だった陳智思氏が召集人を務める。新たに加わる非官僚メンバーは香港金融管理局(HKMA)の任志剛・前総裁、民主思路の湯家●・召集人、香港工会連合会(工連会)の黄国健・副会長、キリスト教霊実協会の林正財・行政総裁、新界郷議局の劉業強・主席、民主建港協進連盟(民建連)の張国鈞・副主席の6人。湯氏は労工及福利局局長局長に就任する羅致光氏と合わせ民主派の背景を持つメンバーが2人加わることは「返還以来の小さな突破口」と形容。ただし「政府と民主派の関係改善には双方の努力が必要で、民主派が穏健な態度で意思疎通を望むかによる」と指摘した。【●=馬へんに華】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170623_1483/