チベット独立を支援する台湾漢藏友好協会の会長を務める孫治本氏が、独立派の香港民族党のほか、自決派、本土派とも頻繁に接触していることが明らかになった。6月23日付『大公報』などによると、孫氏は国立交通大学通識教育中心と人文社会学系の副教授で、分離主義思想に満ちた「民族論」や「公民主義論」を著している。行政院大陸事務委員会の研究報告を作成するなど台湾当局との関係も深く、一部研究費は民進党政権から支給されているという。2007年から毎年香港を訪れ、14年には「セントラル占拠行動」にも参加。昨年10月に青年新政の梁頌恒氏と游●禎氏が台湾に赴いた際は他の台湾独立派とともに円山大飯店での食事に招いた。孫氏が主催したフォーラム「台湾と香港の地元意識と民族問題」には、香港から本土派の「国師」と呼ばれる陳雲氏、台湾に移住した独立派学者で「ウイグルの友会」の林保華・理事長、その妻で元民主党メンバーの楊月清氏を招いた。香港衆志の羅冠聡・主席も孫氏と接触があることを認めているほか、昨年の立法会議員選挙では楊月清氏が選挙対策本部メンバーを務めた。【●=草かんむりに惠】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170621_1331/