港珠澳大橋が正式開通してから初めての日曜にあたった10月28日の晩は、香港、珠海、マカオ、3地の出入境管理所のバス停にはシャトルバスを待つ旅客の長蛇の列ができた。ピーク時には1000人を超え、バスの本数増加など輸送力の強化が求められているが、運転士が足らない状況だという。30日付香港各紙によると、運輸及房屋局は大橋を経由した旅客数は28日に7万8000人を超え、ピーク時には3500人に達したと発表。28日18~20時の越境バスは予定通り90本香港出入境管理所から出発したものの、旅客が多く待ち時間が長くなったという。越境バスを運営するバス会社の話では、運転士が足らず、現在は平均5分に1本の運行スケジュールになっている。業界関係者は、越境バスの人員確保が7割程度にとどまっているのは中国本土の運転免許制度が厳格なためで、バス会社は両地の免許を持つ運転士を採用することが難しいからだと指摘している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181024_14573/