自宅で大麻を栽培していた男(42歳)とその母(68歳)が10月22日、逮捕された。24日付香港各紙によると、香港警察は馬鞍山の公共住宅で大麻を栽培しているとの情報をキャッチ。22日晩に踏み込み捜査を行い、親子が済んでいた住宅内で、大麻の植木10株と肥料、照明、湿度計、温度計などを発見した。容疑者の男の本業はヘアスタイリストで、インターネットで大麻栽培の情報を集め、道具などを外国のネット通販を通じて購入。内側にアルミシートが張ってある簡易クローゼットのような温室を使って育てていたと供述している。現場からはケタミンなどのドラッグ数種類が見つかっており、大麻は販売目的ではなく容疑者が自分で使用するために育てていたものとみられている。香港では大麻の栽培は「危険薬物条例」の違反にあたり、有罪になった場合、罰金10万ドルおよび禁固15年の刑となる。【関連記事】HTTPS://WWW.HKPOST.COM.HK/20171219_6007/