香港房屋協会は１０月２２日、アバディーン漁光村に設けた過渡的住宅物件の引き渡しを開始した。２３日付香港各紙によると、房屋協会は７月に過渡的住宅スキーム「暫租住屋」の第１弾として、建て直しのため空室となっている漁光村の２００戸余りの小型住宅物件を改装して短期的に賃貸することにした。対象は公共住宅の入居を申請して３年以上待たされている２～３人の世帯と単身高齢者の優先割り当てスキームを申請している人。面積は１５０～３００平方フィートで、家賃は月５６０～１４００ドルとなっており、最長で５年間居住できる。すでに２１７戸すべて割り当てが決まり、第１陣は１１月１日から入居が可能だ。房屋協会は今回のノウハウを参考に牛頭角道花園大厦などの老朽化した公共住宅で同様の措置を打ち出すもようだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180703_11498/
