スイスのNPO、世界経済フォーラム(WEF)が「2018年世界競争力リポート」を発表、香港の国際競争力が7位であることがわかった。10月18日付香港各紙によると、同リポートは世界140カ国・地域を対象に高等教育や職業訓練、インフラ、経済環境、労働市場効率など12分野で国際競争力を評価したもの。今回からはイノベーションやクリエイティビティー、開放性などといった将来の競争力に関わる要素も新たに評価の対象になった。ライバルのシンガポールは2位、日本は5位で、香港は昨年より1ランク下げ7位とアジア地区では3番目となるが、同リポートでは香港について、創造性と労働市場効率に劣る面があると評している。ちなみに香港より上の1~6位は米国、シンガポール、ドイツ、スイス、日本、オランダの順。中国本土は昨年より1ランク下落し28位となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180528_10645/