今年2月に19人もの犠牲者を出した大埔のバス事故の第二審が東区裁判法院(地方裁判所)で開廷、被告に対し罪状の確定がなされた。10月11日付香港各紙によると、陳浩明・被告(30)の罪状は過失致死罪19件と過失傷害罪18件の計37件。危険運転による過失致死罪の1件だった第一審に比べ、大幅に重い罪状に変更された形だ。この案件は11月19日まで同裁判所で引き続き審理されるが、以降は高等法院(高等裁判所)に送られて判決が下される見込み。罪状確定後に被告からの異議申し立てはなく、また保釈申請もなかったため、引き続き身柄は拘束されるという。同事件は2月10日に起きたもので、当時九龍バスで運転手をしていた被告が危険な運転によりカーブを曲がりきれず車両が転倒、死者19人、重軽傷者63人の大惨事となった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180215_7222/