香港外国記者会副主席のビザ更新が拒否【香港―政治】

特区政府入境処はこのほど、8月に香港民族党の陳浩天・召集人を招いて講演会を行った香港外国記者会のビクター・マレット第一副主席の就業ビザの更新を拒否したことが分かった。10月6~7日付香港各紙によると、マレット氏は英紙『フィナンシャルタイムズ』のアジアニュース編集者で2016年10月に来港、17年から外国記者会第一副主席に就任。陳氏の講演会を統括し司会を務めたほか、主席が長期的に香港に滞在していないため外国記者会の多くの仕事はマレット氏が主管している。『フィナンシャルタイムズ』は「香港でこのようなことは初めて」として特区政府に理由説明を求める声明を発表。外国記者会も同様の声明を出したが、特区政府は5日、「個別の案件についてはコメントしない。入境処は申請を処理する場合、関連の法律と政策に照らして考慮した上で決定する」と回答した。また6日には英外務省が特区政府に緊急説明を求める声明を発表したほか、在香港米国総領事館も懸念を表明した。これに対し国務院外交部駐港特派員公署は、ビザ発給は一国の主権の範囲内の事務として「外国に干渉する権利はない」と強調した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180815_12623/

 

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