2014年の「セントラル占拠行動」が発生してから4周年を迎えた9月28日、金鐘の特区政府本庁舎わきで記念集会が開催された。29日付香港各紙によると、集会は「六一七民間約章」が主催。参加者数は主催者発表で昨年より1000人少ない3000人、警察の推計ではわずか430人だった。参加団体としては11月の立法会補欠選挙に出馬する劉小麗氏の「小麗民主教室」や人民力量、社会民主連線(社民連)、新民主同盟が目立ったほか、「香港独立」を掲げる「学生独立連盟」のメンバーが集会終盤にステージ上で「香港独立」を支持する発言を行い、香港民族党の取り締まりに反対した。当の「セントラル占拠行動」発起人の3人のうち出席したのは陳健民氏(香港中文大学副教授)だけで、近年の本土・独立の思潮に対して「80年代の最も発言権のある時にも自決は勝ち取れず、現在、香港独立を提唱するのは幻想でしかない」と批判した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180927_13800/