政府、香港民族党の活動禁止を官報に掲載【香港―政治】

特区政府は9月24日、社団条例に基づき独立派「香港民族党」の活動を即時禁止すると官報に掲載した。25日付香港各紙によると、特区政府保安局の李家超・局長は24日の記者会見で「民族党は成立から2年あまり一貫して実質的な行動を取って『香港独立』の綱領を実現し、何度にもわたり武力行使を含む手段で『香港独立』を求めることを公に表明し、公の場で香港にいる中国本土市民への差別と憎しみを宣揚した」と指摘し、国家の安全、公衆の安全と秩序を維持し、他人の権利と自由を守る必要から禁止令を出す決定を下したと発表した。24日から民族党は非合法社団となり、民族党のメンバーを名乗る者、民族党の集会に参加する者、民族党に対し献金や援助を行う者はみな違法とみなされる。民族党の陳浩天・召集人は同日、現段階でのコメントは避け、弁護士に意見を仰ぐと述べた。民族党のオフィシャルサイトはすでにアクセスできなくなっており、フェースブックについては警察が米国本社に民族党のページを削除するよう連絡したという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180918_13551/

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