上海ガニ、陽澄湖で水揚げが始まる【中国―経済】

上海ガニの名産地として知られる陽澄湖で9月21日、上海ガニの水揚げが始まり、オープニングセレモニーが行われた。9月22日付『文匯報』『大公報』などが伝えた蘇州市陽澄湖の業界団体の話によると、今年は養殖面積が減ったものの、水質や生態環境の改善からカニはよく育ち、質も向上しているそうだ。9月19日に行われたサンプル検査から分析したところカニの大きさは、1匹あたりの平均は重さ3.56両、オスでは同3.94両、メスでは同3.17両だという。昨年同期に比べオスは4.8%、メスは8.6%それぞれ大きくなっている。全体の水揚げ量は昨年に比べそれほど増えていないものの、約1300トンが見込まれる。近年、中国本土で水揚げされる上海ガニは82万3000トン程度が続いているが、当局の規制で養殖面積や水揚げ量が減り、供給量減少の原因となっているそうだ。目下、陽澄湖や無錫の太湖の上海ガニがいつ香港向けに出荷されるかは未定という。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170907_3366/

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