議員資格を喪失した自決派の劉小麗氏は９月２０日、１１月に行われる立法会補欠選挙への立候補を正式に表明した。２１日付香港各紙によると、劉氏は補選が行われる九龍西選挙区の深水●で出馬を発表し、立候補届け出に必要な有権者の推薦集めを開始した。民主派議員らが応援に集まったものの、工党の李卓人氏、香港本土の毛孟静氏、人民力量の陳志全氏、社会民主連線（社民連）の呉文遠氏、自決派の朱凱迪氏、公民党の梁家傑氏ら比較的過激な顔ぶれだけだった。劉氏は「幸福を守る」をスローガンに掲げ、民主派が今回の１議席を奪還しなければ直接選挙枠の個別採決で否決権を取り戻せなくなる「鍵となる１議席」と強調した。また立候補資格が得られない可能性に触れると「私も『香港独立』は支持しない」と断言し、自身の提唱する「自決」は行政長官と立法会議員の普通選挙化に関する政治体制の自決や、生活の自主、社会の自力更正と説明。だが議員資格喪失の原因となった就任宣誓について問われると正面からのコメントを避けた。【●＝土へんに歩】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180921_13741/
