先週末(9月15~16日)の住宅市場では新築物件の取引が前週末に比べやや減少した。17日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約470件で、前週末の約570件から19%減。うち将軍澳の「日出康城LP6」が460件を占めた。大部分は台風による影響がまだ出ていない15日に成約したものだった。一方、中古物件の取引は、台風の影響により16日は中原地産(センタライン・プロパティー)と美聯物業(ミッドランド・リアルティー)の支店合わせて600軒余りがすべて休業となったため、週末の取引はゼロだった。9月14日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は187.03(前週比0.75%下落)で、前週のゼロ成長から下落に転じた。指数は9月3~9日に正式契約された取引に基づくが、主に8月20~26日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180911_13345/