模倣銃所持で逮捕の独立派学生が保護観察処分【香港―政治】

東区裁判法院(地裁)は9月12日、立法会議事堂周辺でのデモ活動に参加した際に模倣銃を所持していて逮捕された「香港独立」組織メンバーの学生に対し保護観察処分を下した。13日付香港各紙によると、被告は独立派組織「学生動源」元メンバーの劉康氏。昨年12月に立法会での議事妨害を抑制するための議事規則改正に反対するデモ隊が議事堂周辺で抗議活動を行っている際、エアガンとプラスチック弾を所持していたため警官に逮捕され、今年8月22日に模倣火器所有の罪で有罪判決が下された。裁判官は量刑を下すにあたって事件は深刻と指摘しながらも、16歳で前科がないこと、すでに3週間留置され深く反省していることを考慮して18カ月の保護観察処分を下した。劉氏が逮捕時に所持していたバッグには「本土派」の教祖といわれる元立法会議員の黄毓民氏の著書や独立派の宣伝シールなどが入っていた。裁判では香港衆志の黄之鋒・秘書長や北区水貨客関注組の梁金成スポークスマンも傍聴に訪れていた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171214_5927/

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