火鍋店チェーンの海底撈国際控股が、新規株式公開(IPO)に向けて公募を開始する。9月11日付香港各紙によると、同社は1株当たり14.8~17.8ドルで4億2450万株を発行、最高で75億5700万ドルを調達する見込み。公募は12~17日正午、上場は26日を予定している。話題となっているのがその公募価格だ。取引単位は1000株で、1万7979ドルからの投資が可能となるが、公募価格の上限で確定すると、8月に香港株式市場で上場した歌礼製薬の1万6161ドルを超えて史上最高額となる。ただ昨今は市場が軟調なこともあり、公募価格が高すぎるとの声も投資家からは上がっている。現在「海底撈火鍋」は中国本土内で331店舗を展開。海外出店も盛んで、香港、台湾、米国のほか日本では池袋と新宿にも出店している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180906_13185/