中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の張暁明・主任は6月19日、新華社と中国中央電視台(CCTV)のインタビューを受け、民主派があらゆるものを政治化していると批判した。20日付香港各紙によると、張主任は返還後20年について遺憾な点として「人為的な原因によって最も理想的な状況が実現できてない」ことを挙げ、「特に何でも政治化する傾向が顕著で、これは行政と立法の関係に反映されているだけでなく、街頭運動にも表れている。それが基本法23条に基づく立法の先送りを招き、特区政府が経済・民生問題の解決に注力するのを難しくしている」と指摘した。また中連弁の前身である新華社香港支社の周南・元支社長は香港電台(RTHK)のインタビューを受け、近年、「香港独立」を鼓吹する者がいる問題について「香港は150年余りにわたって植民地統治を受けたため、すでに植民主義によって洗脳されている。社会にこのような動乱分子が現れるのは不思議なことではない」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170620_1255/