関空浸水の影響、中秋節向け果物が値上がり【香港―経済】

香港では日本産のフルーツの人気が高いが、台風21号の影響で浸水した関西空港が輸送経路として使えず、フルーツの価格が上がりそうだという。油麻地の果物店経営者の話によると、同店が輸入している日本産フルーツのうち6~7割が関西空港経由で、東京圏内の空港からの輸送は2割程度しかないそうだ。国際線が運航再開できない場合は、東京や名古屋を経由して運ばなければならず、香港到着に4日かかるという。そうなるとフルーツの半分くらいが傷んでしまうそうだ。関空便の欠航の影響が出始めるのは1週間後くらいとみている。先の西日本の水害で岡山県産のぶどうの仕入れが減っていることに加え、これからちょうど中秋節シーズンでフルーツの需要が高まる時期でもあり、価格は1割から2割程度高くなる見込みだ。9月7日付『東方日報』などが伝えた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180827_12967/

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