立法会で6月に可決した広州―香港間高速鉄道に関する「広深港高鉄(一地両検)条例草案」が8月31日に官報に掲載され、9月4日から施行される。8月31日付香港各紙によると、9月4日以降、西九龍駅では中国本土の職員が本土側税関・出入境管理エリアに駐在するなどで、高速鉄道が9月23日に開通するのに向けて最後の準備を行う。特区政府運輸及房屋局が立法会に提出した文書では、特区政府は本土当局に対して本土側職員派遣機関使用エリアの使用について象徴的費用として年間1000ドルを徴収する。また政府は8月30日に「一地両検」に関する小冊子を発行したと発表。西九龍駅の本土側エリアで落とし物をした場合やスマートフォンでネットを見る場合に閲覧できないサイトなどをQ&A方式で解説している。冊子は各区の民政諮詢中心で配布されているほか、運輸及房屋局のホームページからダウンロードできる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180816_12643/