韓正氏「中央は香港独立を絶対容認しない」【香港―政治】

香港マカオ事務を主管する韓正・副首相は8月27日、北京で特区政府保安局の李家超・局長が率いる香港紀律部隊文化交流団と接見した。28日付香港各紙によると、同交流団は2006年から北京を訪問し、今回で6回目となる。韓氏は返還から21年の紀律部隊の貢献を評価。特区政府が進めている香港民族党の取り締まりについて「これは非常に正確なこと」と指摘し、あらためて「中央は香港独立、中央の権威への挑戦、基本法を破壊する行為を絶対に容認しない」と述べた。一方、マカオ特区行政会は27日、「マカオ特区国家安全維持委員会」行政法規草案の討議を完了した。同草案は国家安全維持委員会を設置してマカオが国家の安全を維持する事務を統括するもの。行政長官が同委員会主席を務める。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長は「国家の安全の問題は近年ますます厳しくなっている。中央は特に外国勢力が2つの特区を反中基地として利用することを憂慮している」と指摘。香港は独立を主張する分離主義分子が公然と活動しており、マカオよりも同委員会を設置する必要があるものの、実際のところ難しいとみている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180828_12998/

 

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