香港警察は8月8日、売春をあっ旋し、破格の値段で飲食サービスを提供していた会員制クラブを摘発した。8月10日付香港各紙によれば、当局は湾仔の高級クラブで売春が行われているとの情報をキャッチ。8月8日晩に客のふりをした捜査員が店内でホステスと酒を飲んでいると売春サービスもあると持ちかけられたため、店の責任者ら16人を組織買春などの容疑で逮捕した。滞在条件違反容疑で身柄を拘束されたホステスは29~45歳の14人。8人は中国本土籍、5人は台湾籍、1人はインドネシア籍だ。豪華なインテリアの店内でセクシーな服を着て接客していたという。飲食料金は、市価2680ドル相当のスコッチウイスキーを2万ドルで、シーフードプラッターを2万4000ドルで提供するなど、客からぼったくっていたようだ。店内から9万ドルのレシートも見つかったという。一方、翌8月9日には元朗で、無免許のマッサージ店など計7カ所が摘発された。マッサージ嬢41人はいずれも本土籍で、中には15歳の少女もいたという。現場からは大量の現金や避妊具が見つかっており、性的サービスを提供していたものとみられる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180518_10344/