MTR沙中線問題、政府が幹部解任を要請【香港―経済】

建設中のMTR沙中線紅●駅の施工で問題が発生した件をめぐり、香港鉄路(MTRC)は人事の変動を発表した。8月8日付香港各紙によると、特区政府運輸及房屋局の陳帆・局長は7日の記者会見で、5日に政府幹部で緊急会議を行い沙中線の件を討議し、MTRC取締役会に厳粛な処理と関連プロジェクトの管理人員の即時解任を要求するとともに、7月末に資料を警察に渡し刑事調査を進めていることを明らかにした。MTRCは7日夕方に記者会見を開催。馬時亨・主席は沙中線工程の監督管理不足と6月に政府に提出した報告書が不正確だったことを認め、管理クラス改組の決定を発表した。会見に出席した梁国権CEOは問責制を尊重し、沙中線工程の問題の責任を取り早期退職を決定したと発表。ただし後任が見つかるまでは留任するという。また黄唯銘・工程総監が7日朝に引責辞任したほか、沙中線プロジェクトの工程マネジャー3人が解任された。馬主席も行政長官に2度にわたり辞任を申し出たものの、新CEOの採用と人事変動による問題を処理するためとして慰留されたことを明らかにした。【●=石へんに勘】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180614_11055/

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