国家芸術基金は先ごろ香港、マカオ、台湾のクリエーターに資金援助する3項目の措置を打ち出した。8月3日付香港各紙によると、国家芸術基金は7月30日、「国家芸術基金が中国本土(大陸)で就業・就学する香港・マカオ・台湾の芸術職業従事者にプロジェクト申請を開放する」と発表。内容は(1)本土の芸術機関や高等教育機関で1年以上にわたり就業・就学する40歳以下の香港・マカオ・台湾の芸術職業従事者に青年芸術創作人材資金援助プロジェクトの申請を認める。申請受け付け期間は2019年上半期(2)芸術人材育成資金援助プロジェクトで香港・マカオ・台湾の学生の申請を受け付ける(3)本土と香港・マカオ・台湾の芸術機関の協力による芸術創作・交流活動を奨励する――となっている。支援の範囲は演劇、音楽、舞踏、美術、書画、撮影、工芸美術などが含まれ、科学技術界に続いて文化・芸術界も中央の資金を利用することができる。国家芸術基金は13年に設立され、香港で行われた文化芸術交流プロジェクト7件に1130万元の資金援助を行っている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180517_10335/