猛暑が続きプール利用者や海へ行く市民が増えたせいか、急性結膜炎が流行しているという。特区政府衛生防護中心の統計によると、今年は1月から7月までに急性結膜炎の流行は8件報告され、感染者数は97人に上る。過去4年を比較すると、2017年の流行は通年で1件、16年は同6件、15年は同3件という低い水準だった。流行が多かった14年も同9件、感染者数は42人で、今年は7カ月間でそれを大きく上回っている。過去2カ月で医療機関を受診する人が激増しており、その半数がプールまたは海で感染したものとみられる。急性結膜炎は感染力が強く、目にかゆみや痛みを感じたり、赤くはれるなどの症状がある。今年6月にはケアホームの職員と入所者が計18人感染した例がある。政府衛生防護中心では、タオルや洗面道具、化粧品、目薬などを他人と共有しない、むやみに目を触らない、目を触ったら手を洗うなど、衛生管理に注意するよう呼び掛けている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180613_11028/