香港民族党、当面は「香港独立」宣伝せず【香港―政治】

特区政府保安局が社団条例に基づき活動禁止を検討している香港民族党の陳浩天・召集人は8月1日、『明報』のインタビューを受け、当面は「香港独立」を宣伝する計画はないことを明らかにした。2日付同紙によると、夏休みシーズンに当たり街頭で宣伝活動を行ったり、9月の入学シーズンに学校周辺でビラを配るかとの問いに、陳氏は「当面はその計画はない」と答えた。現在は微妙な時期であると認め、保安局による取り締まりへの対応に集中する考えを示した。民族党は地下政党になるのかとの問いには、「政府は必ず活動を禁止するとみられるため、状況に応じて準備がある」と述べたが、具体的なことや党員の数は明らかにしなかった。また「独立宣揚は政府に基本法23条の立法作業を推進する口実を与える」との批判に対しては「あなたたちが民主や普通選挙を叫ぶのが中共に23条立法の口実を与える」と反論した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180802_12424/

 

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