今年上半期の犯罪件数が過去４１年来の低い数字にとどまったことがわかった。７月２６日付香港各紙によると、これは香港警察の発表した最新犯罪リポートで判明したもので、今年上半期の犯罪件数が２万６５５０件と、前年同期の２万８３０９件から６．２％も減少。半期ごとの数字としては１９７７年以来、４１年ぶりの低い犯罪件数になるという。ただ、暴行事件が同３．２％減など全体的に下降していく一方で、目立って増加中の犯罪もある。詐欺事件がそれで、電話を使った詐欺は６２％減、街頭での詐欺は７０％減となっているものの、俗にマッチングアプリといわれる出会い系のアプリを使った詐欺は前年同期比で２．５倍と急増、被害総額も１億３０００万ドル以上に達している。また投資詐欺も目立っており、件数は前年同期比７割増で被害総額は５億３０００万ドルを超えている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180718_11911/
