香港の地場メーカーのモバイルバッテリーが充電中に爆発、持ち主がけがをする事故が起きた。7月19日付香港各紙によると、事故が起きたのは18日未明の屯門の公営住宅の一室。持ち主の呉さん(25)は「ベッドに充電中のバッテリーを置いて寝入ったところ異臭がして目が覚めた。ビビビという音がしたと思ったら爆発し燃えた」と当時の状況を話しており、爆発によって右手親指に軽いけがを負った。今回の事故を受けて、バッテリーを製造したXパワーは呉さんに対し謝罪、けがの治療費と爆発で燃えた家具類の賠償を申し出ているが、「事故原因の調査は進めているが、今回の事故は特別のものと考えている」と初期不良の見方を否定した。なお同社は2014年に香港で起業した新興電器メーカー。主力商品はスマホの周辺機器で、香港ではすでに知られた存在となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170918_3599/