香港島南部にある香港警察学院(ホンコン・ポリス・カレッジ)で7月17日、射撃訓練中の学生が被弾する事故があった。7月18日付香港各紙によると、同日午後3時ごろ射撃訓練を行っていた男子学生が銃を銃ホルダーにしまおうとした際に引き金が引かれ、自分の太ももを負傷した。命に別状はなく、病院で手当てを受けている。学生たちはみな防弾チョッキを身に着けていたが、下半身にはプロテクターはなかったという。発砲の原因はまだわかっていないが、銃の暴発ではなく学生が無意識のうちに誤って引き金を引いた可能性が高いようだ。訓練に使われていた銃は「Glock―17」という自動小銃で、軽くて扱いやすく、耐用性があることが特徴。香港では、要人警護をするSPや機動部隊、空港警察、反テロ部隊、水上警察が使用しているという。銃の発砲事故はそれほど珍しいことではなく、昨年は3件発生したが、いずれも負傷者はいなかった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180319_7869/