いよいよ8月1日から特定家電製品についてリサイクル手数料の徴収が始まり、生産者が政府環境局に1個あたり15~165のドルの手数料を納付する。7月12日付香港各紙によると、対象となるのはテレビ、冷蔵庫、洗濯器、エアコン、コンピューター、プリンター、スキャナー、パソコンスクリーンなどで、「四電一脳」と呼ばれる電気機器だ。新条例では、消費者がこれらの製品を購入する際に小売商は(消費者が所持する)同種類の不用家電を無料で引き取り、正規ライセンスを持つ廃品回収業者に受け渡すよう定められている。しかしほとんどの廃品回収業者は、新商品購入手続きから3営業日後に不要家電を回収するとの方針であるため、家庭内で一時的に新品と不用品が同居することもあるという。消費者は新品の搬入と不用品の搬出を同日に行うよう要求することはできるものの、不用品を新品購入から3日内に行うには額外の手数料が発生することになる。これについて政府環境保護署では、通常は新品購入手続きから新品の到着(消費者宅への配送)までは数日かかるため、不用品回収が3営業日後になったとしても新品と不用品が同居する可能性はそれほど大きくないと予測している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180226_7429/