英国議員31人、外相に香港への干渉要求【香港―政治】

英国の議員31人は7月9日、英外相に香港の人権・自由・法治の状況に関心を注ぐよう求める書簡を送った。10日付香港各紙によると、書簡は労働党のキャサリン・ウエスト議員が6日に呼び掛けたもので、他の30人が合同署名で支持。ただし提出先だったボリス・ジョンソン外相は9日に突然辞任することとなった。書簡では「全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の基本法解釈が頻繁化し、公安条例に基づいてデモ参加者を逮捕する事件が増えているとして香港の法治と自由が圧力を受けている」などと指摘。外相に10月に開催される国連人権理事会の普遍的・定期的審査で香港の人権状況に関する議題を提出するよう求めている。ウエスト議員は昨年12月に英国で組織された「香港監察(ホンコン・ウオッチ)」の発起人の1人である。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180118_6544/

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