香港按掲証券公司傘下の香港年金公司は7月5日、公的年金「香港年金計画」の購入申請を19日から受け付けると発表した。6日付香港各紙によると、これは保険商品の一種で、契約者は保険料を支払うことによって毎月一定の金額を終身受け取ることができるもの。購入資格は65歳以上の永住者で、保険料は5万~100万ドル、内部収益率(IRR)は約4%。65歳で100万ドル投じたとすれば毎月の受け取り金額は男性5800ドル、女性5300ドルとなる。海外在住でも購入可能だ。9日から銀行20行の支店約700カ所で購入申請用紙を配布し、19日から8月8日まで申請受け付け、8月末に抽選、9月中旬までに申請者に割り当て結果を通知。早ければ11月初めに最初の年金を受給できる見込みだ。発効規模は100億ドルだが、香港按掲証券公司主席を兼務する陳茂波・財政長官は購入申請が発行額を超過すれば最高で200億ドルまで引き上げることを明らかにした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180108_6252/