立法会の親政府派議員39人は6月15日、過激な民主派の陳志全氏(人民力量)、自決派の羅聡冠氏(香港衆志)と朱凱廸氏(無所属)の3議員が「台湾国会関注香港民主連線」(台港民主連線)の設立活動に出席したことを譴責する声明を連名で発表した。16日付香港各紙によると、声明には梁君彦・議長と中間派の陳沛然氏(医学界選出)を除く親政府派議員がすべて署名し、3議員に対して「中華人民共和国香港特別行政区の立法会議員でありながら公然と台湾独立の色彩が濃厚な組織の活動に参加し、香港独立と台湾独立の結託を推進し、国家の統一を脅かし、基本法に違反する」と非難した。一方、3議員は社会民主連線(社民連)の梁国雄氏、香港本土の毛孟静氏とともに記者会見し、陳氏は「3人とも香港独立を推進するつもりはなく分離主義の支持者ではない」と述べ、同組織の活動に参加しただけで加入したわけではないと釈明した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170616_1130/