薬の模倣品を摘発、市価20万ドル相当押収

香港税関と香港警察は先ごろ、大規模な模倣薬品の摘発を行った。6月28日付香港各紙によると、模倣品が香港域内の数カ所で販売されているとの通報があったため、税関は6月26日に上水で捜査員100人を投入して、貯蔵庫を調べたほか、上水や屯門、深水埗、佐敦、の薬局7店で立ち入り検査を行い、市価20万ドル相当の模倣薬品を押収。店主や販売員ら男女13人を逮捕した。薬局では模倣品の発覚、摘発を恐れ、店頭には少量の在庫しか置かず、客が購入する際は倉庫に取りに行くようにしていたという。見つかった薬物は、牛黄丸、黄道益活絡油などの模倣品だった。一方、警察は6月27日に「SHARPWHAM」のコードネームで政府衛生署とともに捜査を展開。西九龍、チムサーチョイ、油麻地、旺角一帯で薬局11店に抜き打ち検査を行った。第一類毒薬および未承認の薬物を違法に所蔵、販売した容疑で店主ら14人が逮捕された。見つかった薬物は種類が多く、1個あたり市価30ドルから850ドルのものだったという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180524_10595/

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