林鄭長官、韓正氏に接見し大湾区の提案【香港―政治】

林鄭月娥・行政長官は6月26日、北京市に赴き韓正・副首相に接見した。27日付香港各紙によると、中央港澳工作協調小組の組長に就任して3カ月となる韓氏は今回、林鄭長官とともにマカオの崔世安・行政長官を召見し、崔長官は27日に北京に赴く。韓氏が同組長就任後に2人に接見するのは初めてとなる。韓氏は林鄭長官就任後の過去1年の施政を評価するとともに「習近平・国家主席は香港・マカオの発展を非常に重視し、粤港澳大湾区の建設は習主席が自ら推進している重大な国家戦略」と強調。さらに「香港は歴史的契機を生かし、金融、海運、貿易、専門サービスの優位性を十分に発揮して大湾区の建設に参加するよう望む」と呼び掛けた。林鄭長官は接見後の記者会見で粤港澳大湾区発展計画がいつ発表されるのか聞かれた際、直接の回答は避け「香港は計画が発表されてから事を起こすのではなく、実のところ多く事はすでに推進されている」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180626_11417/

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