特区政府統計処が６月２１日に発表した２０１８年５月の消費者物価指数（ＣＰＩ）伸び率は前年同月比２．１％で、４月の伸び率１．９％に比べ拡大した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたＣＰＩ伸び率（基本物価上昇率）は同２．４％で、４月の伸び率２．２％を上回った。５月の基本物価上昇率が上昇したのは、主に旅行費用と民営住宅の家賃の上げ幅が大きくなったことが要因である。ＣＰＩ伸び率は項目別では、食品（外食含まず）が同４．７％、水道・光熱費が同３．４％、外食が同３．０％、住宅が同２．０％、その他サービスが同１．４％、衣類・履物が同１．４％、交通費が同１．２％、その他商品が同１．１％、酒・たばこが同０．２％、それぞれ上昇した。一方、耐久財が同２．３％下降した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180523_10527/
