7・1デモを主催する民間人権陣線は6月18日に記者会見を行い、警察の決めた集合地点に不満があるため従わない可能性を示唆した。19日付香港各紙によると、民間人権陣線は2回にわたり警察と会議を行い、銅鑼湾東角道(そごう前)を起点にすることを要求。だが15日に警察が出した許可通知ではビクトリア公園の芝生地を起点とすることになった。このため民間人権陣線の葉志衍・召集人は起点について「市民的不服従」を行うことを検討すると表明。これに対し警察側は「市民は当日、警察の現場での指示に従ってビクトリア公園から出発しなければいけない。もしこの条件に従わないならば法例違反となる」とコメントした。今年の7・1デモのテーマは「一党独裁の終結、香港陥落を拒絶する」。昨年は参加者10万人で申請したものの、最終的に主催者発表でも6万人となり低調だった。今年は5万人で申請しているため参加者数は昨年より減少することを見込んでいる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180511_10251/