林鄭長官、旺角暴動の判決への批判に回答【香港―政治】

林鄭月娥・行政長官は6月12日の記者会見で、11日に下された2016年の旺角暴動の被告に対する判決に触れた。記者はパッテン元総督が「公安条例の定義があいまいなため、容易に政府に乱用される」と述べたことについてコメントを求め、林鄭長官は「個人的意見や刑罰への不満から、裁判所が政治審判を下したとか、法律が政治利用されて社会運動家に重い刑を下したと非難することは絶対にすべきでない。その言い方によって香港の法治社会としての核心的価値と法治精神は損なわれている」と批判。「若者が理想を抱き、正義を追求し、社会の不公平に対し声を上げることは私も望む。ただし法は守らねばならず、違法行為を犯したならば法律の審判を受け入れなければならない」と述べ、「違法行為による正義達成」「市民的不服従」を鼓吹したり、ひいては違法行為を美化する者に対し反省を促した。また政府が社会の不満に対処しないために若者らの暴力行為を招いたとの意見に対しては「いかなる時代、いかなる政府にも至らない部分はあるが、それが違法行為、警官襲撃、社会の安寧破壊の口実にはならない」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180613_11038/

 

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