人口が26年に49万増も、香港島は減少か【香港―経済】

特区政府規画署が「人口分布推算2018至2026」を発表、その概要が報じられた。6月9日付香港各紙によると、2016年で計733万6000人だった香港の総人口は26年には6.7%増、すなわち49万人増加し782万5000人に達する見込みだという。ただ、香港島、九龍、新界の3地域別で見るとバラつきがあり、九龍(6.3%増)、新界(11.5%増)は増えるものの、香港島は125万3000人から116万人と、7.4%も減少すると予測されている。この動態について、香港中文大学の馮海嵐・心理学教授は「香港島に住んでいる父母と同居していた若い世代が独立する場合、住宅が比較的安く、供給量も多い新界に移り住むとみられる」と解説する。ちなみに香港域内18地区で高齢化が最も進むのは黄大仙地区で、65歳以上が17%→26%に、逆に若年化が進むのは油尖旺地区で14歳未満が10.8%→14.8%になると予測されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180228_7463/

 

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