先週末(6月9~10日)の住宅市場では新築物件の取引が前週に引き続き増加した。11日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約530件で、前週末の約337件から約60%増。主に大埔白石角の「嘉煕」が268件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は7件で、前週末に比べ4件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は8件で、前週末に比べ8件減った。8日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は181.6(前週比0.01%上昇)で、2週連続で上昇した。指数は5月28日~6月3日に正式契約された取引に基づくが、主に5月14~20日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180605_10771/