トラムを運行している香港電車公司が特区政府運輸署に申請していた運賃改定が行政会議によって承認された。5月30日付香港各紙によると、新価格での営業は7月2日から。値上げ幅は年齢により異なり、初乗り料金は大人が2.3ドル→2.6ドルに、子供(3~11歳)は1.2ドル→1.3ドル、高齢者(65歳以上)は1.1ドル→1.2ドルなどとなっている。2011年6月以来、7年ぶりのトラム運賃の値上げとなるが、政府関係者は申請を可決した背景として、ほかの交通機関との競争にさらされ経営環境が厳しくなっていることや、乗車料金以外の収入を得ることが難しい同社の構造的な問題を挙げた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180530_10682/