先週末(5月26~27日)の住宅市場では新築物件と中古物件ともに取引が減少した。28日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約98件で、前週末の約240件から約60%減。主に屯門の「御半山」が37件、清水湾の「傲滝」が26件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は12件で、前週末に比べ5件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は11件で、前週末に比べ6件減った。25日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は180.96(前週比1.24%下落)で、5週連続の上昇から下落に転じた。下落幅は2016年3月以降で最大。指数は5月14~20日に正式契約された取引に基づくが、主に4月30日~5月6日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180523_10523/