中国中央電視台(CCTV)は5月23日夜、中国共産党中央政治局常務委員の韓正氏(副首相)が20~22日に広東省視察を行ったと報じた。24日付香港各紙によると、韓氏は中国(広東)自由貿易試験区の珠海横琴片区、広州南沙片区、深セン前海蛇口片区を訪れ、自由貿易区の建設状況を把握。さらに港珠澳大橋、粤澳合作中医薬科技産業園、深港科技創新特別合作区、華為技術、前海深港青年夢工場なども視察した。22日には深センで開放工作拡大座談会を主宰し、粤港澳大湾区の建設は習近平・国家主席が「自ら計画を策定し、手配し、推進している国家戦略」と強調した。一方、林鄭月娥・行政長官は23日の立法会答弁で張華峰・議員(金融サービス界選出)の質疑に対し「金融界が大湾区に進出するハードルを引き下げることは政府の戦略と目標」と答え、当局が国民待遇の獲得に注力する姿勢を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180524_10603/