盗撮を罰する新たな法律を制定へ【香港―社会】

法律改革委員会は5月16日、盗撮や乱倫、性器の露呈など9つの性犯罪にかかわる法整備案を発表した。17日付香港各紙によると、香港には現在は、相手の同意を得ずに性的な目的で観察や撮影・記録する窃視(のぞき見)行為について罰する特定の法律はないが、新たに法律をつくりこうした行為を刑事犯罪として取り締まることを呼び掛けている。例えば、スカートの中を盗撮したり、トイレやお風呂ののぞき見もこの法律で罰することができるようになるという。また乱倫罪については、適用範囲を血縁のある親族(伯父、伯母、叔父、叔母など)まで拡大することを検討。現在の「刑事罪行条例」では、直系の血族である親、きょうだい、孫までしか適用されていない。今後3カ月の公衆諮問を行い検討するという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180313_7778/

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