毎年、公務員の給与額について提言を行っている薪酬趨勢調査委員会が今年の昇給の目安を発表した。5月17日付香港各紙によると、これは民間企業112社のおよそ15万人分の給与動向を参考に算出されたもので、今年の目安は上層が4.06%、中層が4.51%、低層は2.84%に。ただ慣例により低層は中層に合わせるため、実際は中層同様に4.51%となる。同委員会の黄錦沛・主席は「(民間企業の昇給と比較しても)悪くない数字」とコメントしているが、公務員の昇給は、その士気を高めるために民間企業より高めに設定されることが知られている。なお今回発表されたのはあくまでも提言であり、正式な昇給幅は各公務員組合などと討論を重ね、行政会議が決定し発表される。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180208_7092/